褒めてはいけないこと

犬のしつけにおいて「ほめること」は非常に重要ですが、タイミングや状況を間違えると、飼い主の意図とは逆の行動を強化してしまうことがあります。 これを負の強化と言います。


過度に興奮しているとき
犬が飛びついたり、走り回ったりして興奮している最中に「いい子だね!」と高い声でなでたりすると、犬は「興奮すれば注目してもらえる」「暴れるのは良いことだ」と学習してしまいます。

対策: 興奮しているときはあえて無視をするか、落ち着いて「おすわり」などができてから静かにほめるのが鉄則です。


反抗や拒絶をしているとき
犬が反抗的な態度をとっているときや拒絶しているときにほめてしまうといやなことがあったら反抗していいんだと理解してしまい、犬にとって都合のいいことしかしなくなってしまいます。

対策: 飼い主は動じず、いつも通り「毅然とした態度」で接することで、犬に安心感を与えましょう。


欲求吠え甘嚙みをしているとき
「自分の要求を通したいとき」や「こちらの主導権をテストしているとき」に出る行動なので、対応を一つ間違えると、悪気はなくても飼い主が行動を「ほめて(強化して)育ててしまう」ことになります。

対策: 「ルールは絶対に変わらない」という毅然とした態度と平常心を家族全員で一貫して突き通す


成功していないのにほめる
例えば「待て」の最中に、まだ解除の合図を出していないのに「あ、いい子だね!」と声をかけてしまうパターンです。犬はほめられた瞬間に「もう終わりだ」と判断し、勝手に動いてしまいます。

対策: 指示を最後まで完遂したことを確認してから、明確なリリース(「よし」「OK」など)と共にほめるようにします。

2026年05月19日